皆さん こんにちは!営業部の呉 鶴治郎です。
入社して初めて南米ペルーへ出張に行きました。
責任感と期待を胸に、ペルー初訪問
それを引き継ぐ喜びと責任感で期待も膨らんだ出張でした。
今回は、当社代表の呉 明輝と神奈川大学経済学部・教授でありビジネスコーディネーターでもある呉 春美先生と一緒に行きました。
2人とも1990年代から度々ペルーを訪れ、契約してきたベテランのため非常に安心感のある出張となりました。
早速、ペルー出張中の状況を皆様にご報告致します。
2023年3月19日(日)16:25 羽田空港を出発し、アメリカロサンゼルス経由でリマ空港に到着するのは3月20日(月)となり、時差を含めて片道だけで30時間かかり日本の真裏にあたる非常に遠い国です。
また南半球に位置する為、日本とは季節が反対で丁度今が初夏にあたります。
滞在中は暑すぎもせず雨も降らず過ごしやすい気候でした。ペルーはインカ帝国が栄えた歴史を持ち、マチュピチュ遺跡など歴史的観光スポットが数多く存在します。
また、自然豊かな国でもあり大自然が生み出した美しい景観や、アマゾン熱帯雨林、そして海岸線なども人気があります。
食文化も豊かで、海鮮料理のセビーチェなどの料理が有名です。またマカ以外にも、アンデス山脈の中で栽培されるコーヒーやカカオ、スーパーフードのカムカムの他、私達が注目し販売しているキャッツクロウエキスなど非常に高栄養な原材料溢れております。
ペルー ラ・モリーナ国立農科大学にて「ラ・モリーナ マカ独占販売契約 調印式」
私達にとって、今回の出張目的は皇漢薬品研究所とペルー ラ・モリーナ国立農科大学INDDA研究所との間で結ばれているラ・モリーナ大学管理栽培品のゼラチナイズドマカの日本における独占販売契約継続を行う事です。
ラ・モリーナ国立農科大学は、1901年に創立され、農学部をはじめ8学部を有する学生数約10,000人、教員数約1,000人のペルー隋一の名門大学で、日系人のフジモリ元大統領が学長を務められたことでも知られております。
現在の主力品目はゼラチナイズド(水抽出粒子均一化)製法で製造された「ラ・モリーナ マカ」です。ゼラチナイズド加工をすることによって、通常のマカ粉末より、体内への吸収性が高いのが特徴です。
当社は1999年から今まで24年にわたって独占販売契約を締結しており、今回の訪問で独占契約を継続することができました。
又、新所長のグロリア・パスカル博士とそのスタッフへの表敬訪問と研究テーマについての意見交換等も行い、友好的で信頼感に基づいた良い関係性を築けたと思います。
パスカル博士から日本の方々へのメッセージも頂きました。
富士山より高い!ラ・モリーナ マカ栽培地 ボンボン高原を視察
また大学のマカ栽培地であるボンボン高原(標高4300M)の視察・育成状況と品質管理のチェック(確認)を行いました。
マカは4300mと富士山3776mよりも高い、過酷な環境で栽培されております。
実際、私も春美先生も栽培地に向かうにあたり、高山病にかかってしまいひどい頭痛と吐き気に悩まされながらなんとか視察を終えました。(写真は笑っておりますが、死ぬ思いでした。)
マカはこのような過酷な環境で約10か月をかけ丁寧に栽培されるのです。
9月に種付けを行い、乾季の5月~6月に収穫を行います。また栽培~収穫をした後の加工まで、全ての作業は人の手によって丁寧に一つずつ行われます。
現地に行き、農家の方とコミュニケーションが取れ、マカの魅力を日本にもっと広めていきたいと強く思いました。
今回の出張を通して
ペルーでは、その豊かな自然や歴史的な遺産、多様な魅力が詰まった素晴らしい国であることを実感でき、親切でフレンドリーな人々に接することが多く、初めてのペルーでも安心して有意義に過ごすことができました。
ラ・モリーナ大学との継続的な事業提携ができ、大学管理栽培品の高品質なマカ粉末を日本に広めることができることに心からの喜びを感じます。
そして当社が1990年代から続いてきたラモリーナ大学・ペルーとの関係性をより深く、強いものし、高品質な原料を責任をもって日本に広めていきたいと思いました。
ペルー最後のディナーを私たち3名は、リマの美しい海岸が一望できる海上レストランにてとりました。
静かな夕焼けの美しいサンセットに心も和み、忙しいペルー出張の最後の食事を楽しみました。こうした出張は初めての事でした。
マカの原料や最終商品のご希望がありましたら、お気兼ねなくご連絡いただけますと幸いでございます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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